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二国間関係
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アルバータ州
アルバータ州は、相対的に対日関心が高く、経済、文化、学術、姉妹自治体関係などで相互交流が幅広く活発に行われており、 当館管轄3州及び2準州で最も対日輸出額が高いのがアルバータ州で、主に食肉・食肉加工品、油糧種子、パルプ、非鉄金属製品、牧草、小麦などを輸出しており、2004年の総輸出額は12億4600万加ドルであった。2003年まで減少していた輸出は2004年に回復の兆しをみせたが、前年比で2倍以上に輸出を伸ばした中国が輸出先第2位となった。畜産・食肉部門は、BSE感染牛が発見された2003年以降も大幅な減少はなく、業種別で第1位を保ち2004年の輸出額は2億2718億加ドルであった。 菜種は最近5年間のピークであった2002年と比較して3割以上落ち込んでいるが、牧草は過去5年間で1.5倍、非鉄金属製品は2倍以上と順調な伸びを示している。輸出同様管轄内で最も輸入高が高いのがアルバータ州で、一時対日輸入高は1億5000万加ドルに達したが、最近5年間で3割弱減少した。2000年の輸入先業種で1位だった半導体を含む電子部品は2004年には5分の1以下に減少したが、航空・宇宙関連製品、航法・測定・医療機器、エンジン・タービン等の機械関連業種からの輸入の成長が著しい。
またアルバータ州には毎年、主にカナディアンロッキーを目的とした日本人観光客が多数訪れている。 サスカチュワン州
サスカチュワン州は日本に主に油糧種子、小麦、その他穀物、麦芽等の農業製品を中心とした輸出を行っており、2004年のサスカチュワン州の対日輸出額は5億2000万加ドルと、マニトバ州とほぼ同じ金額であったが、マニトバ州とは対照的に2000年以降対日輸出額は減少し続けている。 この5年間で輸出は2割程度減少し、2004年には中国に抜かれ輸出先第3位に転落した。輸出業種別の上位はマニトバ州と同様に農業関連が占め、なかでも菜種の輸出額が最も多く、2004年は2億6911万加ドルであった。畜産・食肉、小麦以外の穀物、飼料などが増加した以外は前年とほぼ同じか減少している。サスカチュワン州の対日輸入は輸出と比較してその割合は少なく、2004年の対日輸入額は3400万加ドル程度であった。輸入先の順位としてはマニトバ州と同じ第6位で、主に建設機械、建材、電気機器、機械などで、建設機械以外の製品輸入の変動は激しい。 マニトバ州
日本はマニトバ州にとって米国に次ぐ第2の貿易相手国であり、カノーラ等の油糧種子、食肉、小麦、その他穀物、加工食品等を主に輸出している。同州からの対日輸出は順調な伸びを示し、2000年から2004年までの5年間で輸出額が40%程度増加し5億1500万加ドルとなった。2004年は中国への輸出額が前年比で3倍余り伸び、日本に肉薄した。 業種別でみると、5年間で上位業種の順位に大きな変動はないが、菜種の輸出額は1億2030万加ドルから2億4187と2倍以上に増加し、他にも小麦以外の穀類、植物油脂、冷凍食品等の業種での輸出額が2004年に急増している。 対日輸入では、主に航空宇宙部品、建設用危機、農薬、半導体等の電子部品を輸入しており、その輸入総額は2002年に一度落ち込んだが、以降は再び回復の兆しをみせており、2004年の日本からの総輸入額は1億3900万加ドルで輸入先第6位であった。 業種別ではこれまで主要であった建設機械や農薬が大幅に減少する一方で、2004年は航空・宇宙関連産業からの輸入が前年比で10倍以上となり、輸入高は一気に第1位の1800万加ドルとなった。他にも半導体などの電子部品や、自動車関連の製品輸入で増加の傾向を示している。 北西準州およびヌナブット準州 北西準州には、冬季はオーロラ鑑賞のため多くの日本人観光客が訪れており、イエローナイフ周辺の観光業をはじめとした経済の活性化に貢献している。 2005年にはヘンドレー首相が訪日し、愛知万博を視察している。 貿易に関しては、対日輸出額は毎年変動が激しく、輸出先上位4位から6位の間で推移している。業種別では宝石や銀製品関連が大部分を占める。 ヌナブト準州の対日輸出は上位10ヵ国にも入らず、その占める割合は僅かに1.2%である。5年間で日本へ輸出を行った業種は毎年変わっており、日本は輸出先としては不安定な存在となっている。2004年に最も輸出が多かった業種は医薬・製薬部門で輸出額は、僅か4万3000加ドル程であった。しかしながら、開発されていない原油、金等の資源の埋蔵が確認されており、日本からの資本投資も含め今後の開発が期待されている。
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