第26回アルバータ地区日本語弁論大会の開催
平成29年3月16日




3月4日、アルバータ大学において第26回アルバータ地区日本語弁論大会が開かれました。今年は参加希望者が過去最高となり、初参加大学やアルバータ地域だけでなくサスカチュワン州内の大学からも参加者を迎えるなど、かつてない規模での開催となりました。
田辺総領事はこの大会に審査員長として出席し、冒頭で「大会実施に尽力された関係者に感謝し、出場者にはこれを機に将来にわたって更に日本への造詣を深めてほしい」とあいさつ。大会実行委員長の藤原文・アルバータ大学高円宮日本センター所長からは「人種的マイノリティーを取り巻く現在の状況を鑑みると、他言語・多文化を学ぶ重要性は高まっている。学んだ日本語を存分にいかして相互理解の深化につとめてほしい」とのお言葉がありました。
7大学(アルバータ大、カルガリー大、レスブリッジ大、マキューワン大、マウントロイヤル大、サスカチュワン大、レジャイナ大)からの計30名の参加者は将来の夢や幼い頃の思い出、アイドルにかける熱意など、思い思いのテーマについて日本語で熱弁を振るいました。
閉会の辞では、アルバータ大学東アジア学科長のクリストファー・ルプケ教授から「文化・政治・経済など、様々な面において日本から学ぶべきことは多い。謙遜や尊敬の表現など、日本語学習を通じて美しい日本の精神を学んでほしい」とお話がありました。

