カルガリーの多様性(さまざまな民族料理)

令和5年11月17日
今回で連載も7回目。全体で12回のシリーズにするつもりなので、これから後半戦です。

さて、カナダは多様性の国であり、ここカルガリーにも世界の色々なところから集まった人が住んでおられます。各民族のるつぼというより、パッチワークという言葉がぴったりですね。そして、それだけ多様な人々が暮らしていると言うことは、多様な食文化にも繋がっています。

今回は、カルガリーで食べることができる民族料理のあれこれをご紹介しようと思います。
まずはカルガリー、アルバータに敬意を表して。

アルバータ牛のステーキ
バイソン・バーガー

そして、当館は日本国総領事館なので、日本料理。
お寿司や天ぷらなどの店は多いですが、敢えてカツカレー(右)を紹介します。








どんどん行きましょう。東アジアから初めます。地球儀をイメージして、西向きに進んで下さい。

韓国料理
中国料理
チベット料理
ベトナム料理

西アジアから中東へ。

インド料理
イラン料理
シリア料理
イエメン料理

欧州に進みます。

ウクライナ/
ポーランド料理
ハンガリー料理
デンマーク料理
英国料理
フランス料理
イタリア料理
スペイン料理

アフリカ大陸の料理も楽しめます。

ソマリア料理
エチオピア料理
モロッコ料理

そして、アメリカ大陸に戻ってきました。まずは北アメリカとカリブ海。

メキシコ料理
カリブ料理

南アメリカ。

ペルー料理
コロンビア料理
ブラジル料理
アルゼンチン料理

以上、アルバータ牛のステーキとバイソン・バーガー、カツカレーの他に、24の民族料理をご紹介しました。どれも、それぞれが故郷からお持ちになった大切な料理です。カナダ、あるいはカルガリーに来られた理由は人それぞれでしょうが、このカナダ、特にカルガリーの地で、これだけ多くの民族料理のお店が人気を博しているのはとても嬉しいことですよね。

皆さんも、気になる料理があったら是非食べに行って下さい。また、こんな料理もあったよ、という情報があれば、当総領事館にも教えて頂けるとありがたいです。

最後に、筆者の独断で、もう一つ料理を紹介します。これは、筆者の外交官人生の中でも思い出深い料理の一つで、まさかこれがカルガリーで食べられるとは思っていませんでした(右の写真)。これは、アフガニスタンのカブーリ・ポロと呼ばれる料理。筆者は、1990年代の半ばに、これをアフガニスタンの首都カブールで食べたことを良く覚えています。