「アート・ミキ:人権活動家の人生の旅路(Honouring Art Miki: the life journey of a human rights defender)」セミナーの開催

令和5年12月14日
国際人権デーである12月10日、当館は、マニトバ州カナダ人権博物館(CMHR)において、「アート・ミキ:人権活動家の人生の旅路(Honouring Art Miki: the life journey of a human rights defender)」セミナー・レセプションを開催しました。

本セミナーは、1988年に実現した「リドレス合意*」の立役者の一人であるアート・ミキ博士による、カナダ政府の謝罪・補償を獲得するまでの交渉プロセスを中心に記した自伝(Gaman-Perseverance: Japanese Canadians’ Journey to Justice)出版の機会に、カナダ人権博物館(CMHR)及びマニトバ日本文化協会(JCAM)の協力を得て実施されました。

セミナーには、アニータ・ネビル州副総督、ジェイミー・モーゼス経済開発投資貿易天然資源大臣のほか、カナダ各地の日系人団体代表者等の出席を得、また、オタワから山野内勘二・駐カナダ特命全権大使にもお越しいただき、アイシャ・カーンCMHR館長による挨拶、渡部総領事による紹介に続き、山野内大使に挨拶いただきました。セミナーでは、動画 「Facing Injustice」
の抜粋の上映やアート・ミキ博士とMCによる対談等が行われました。

*カナダ政府が太平洋戦争中及び戦後の日系カナダ人に対する対応の不当性を認め、補償の決定を行った出来事

写真はCMHR、Ruth Bonnevilleが撮影。
アイシャ・カーンCMHR館長スピーチ 渡部総領事紹介

山野内大使スピーチ アート・ミキ博士とMCによる対談
日の出太鼓による演奏 当日の様子
グループ写真 “Gaman-Perseverance: Japanese Canadians’ Journey to Justice”