大和田シェフと旬を食べよう! [立春編]

令和6年2月9日
豆腐と卵のすき焼き風

材料と作り方(1人前)

材料 分量
豆腐 ½丁
ねぎ ½本
春菊 50g
人参 ⅕本
2ケ
(すき焼き出汁)
鰹出汁 250mL
(鰹出汁の分量は下記※)
日本酒 50mL
みりん 50mL
醤油 50mL
砂糖 15g
※鰹出汁(作りやすい量)
1L
昆布 10g
鰹節 25g

  1. 鰹出汁を引く。(下記※鰹出汁の引き方を参照、又市販の出汁パックや顆粒のもので代用可能)
  2. すき焼き出汁を合わせる。
  3. 豆腐とねぎ、春菊、人参を切る。
  4. すき焼き出汁を火にかけ、煮立ったら、卵以外の材料をいれ、最後に卵を割り入れる。
  5. 卵の白身が固まったら完成!

※鰹出汁の引き方

  1. 水と昆布を中火にかけ65度くらい(水面がゆらゆらする)まで加熱する。
  2. 昆布を取り出し、一度沸騰させ火を止める。
  3. 鰹節をいれ、味をみて頃合いを見て、ザルで濾す。(灰汁がでたら取り除く)

完成!!


※鰹出汁

大和田シェフのポイント!

  • 日本もカナダも、まだまだ寒い日が続きますね。立春(2/4~2/18)は、暦上では長い冬が明けこれから少しずつ暖かくなっていく頃です。日本の暖かいところでは、梅の花がほころびはじめ、春の訪れを少しずつ感じることができます。
  • 立春の頃の縁起食の一つに、「お豆腐」があります。昔から「白いお豆腐は邪気を払う」と言い伝えられています。出来るだけ白いまま食べると良いので、今回のお料理は、さっと煮てすぐ食べられるものにしました!
  • 鰹出汁は、使う素材や火の加減によって味が大きく変わります。昆布の出汁の出具合や、鰹節を入れた後の味や、出汁の色の変化を常に確かめることが大切です。何度か挑戦して、ご自分なりの良い頃合いを見つけてみて下さい!

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お豆腐とすき焼き出汁の味わいの濃淡とお酒の調和を楽しんでください!