「命のビザ、遥かなる旅路(Visas of Life and the Epic Journey)」の開催

令和7年4月1日
3月23日、当館は、マニトバ州ウィニペグのカナダ人権博物館(CMHR)において、カナダ人権博物館、マニトバ州日本文化協会(JCAM)、西カナダ・ユダヤ遺産センター(JHCWC)との共催により、「命のビザ、遥かなる旅路(Visas of Life and the Epic Journey)」を開催しました。

本イベントには、マイク・モローズ・マニトバ州イノベーション新技術担当大臣、カーラ・コンプトン州議会議員、全カナダ日系人協会(NAJC)会長レス・コジマ氏、アート・ミキ博士、在ウィニペグ日本国名誉総領事ケネス・ゼイフマン氏、JCAM役員およびボランティアの方々、そして日系・ユダヤ系コミュニティ関係者を中心に多くの方々にお越しいただきました。

イベントでは、『命のビザ、遥かなる旅路』の著者である北出明氏が基調講演を行いました。講演では、杉原千畝氏が在カウナス日本領事館領事代理として発給したビザを受け取ったユダヤ人難民のその後の旅路についてお話いただき、特に、その旅路を支えた知られざる日本人たちの存在がクローズアップされました。また、杉原ビザによる生存者の家族にもお越しいただき、ご自身の体験をお話しいただきました。

JCAM会長のジム・スズキ氏が司会を務め、JCAMを代表して挨拶し、倭島総領事およびJHCWCのベル・ジャルニエフスキー事務局長がそれぞれ挨拶しました。カナダ人権博物館を代表してジェレミー・マロン氏が閉会の挨拶を行い、イベントは締めくくられました。

このイベントの実施にあたりご協力いただいたすべての皆様に感謝申し上げます。

写真撮影:ダグラス・リトル

 
北出明氏による基調講演 北出明氏による基調講演
イベントの様子 イベントの様子
ジム・スズキJCAM会長挨拶 倭島総領事挨拶
ベル・ジャルニエフスキーJHCWC事務局長挨拶 ジェレミー・マロン・カナダ人権博物館代表挨拶
イベントの様子 集合写真