マイケル・ケネス・モーティマー元カナダ山岳会会長及びロバート・ウィリアム・サンフォード元カナダ山岳会副会長に対する在外公館長表彰の授与

令和8年6月3日
 6月3日、倭島総領事はアルバータ州キャンモアにて開催された、ロバート・ウィリアムズ・サンフォード元カナダ山岳会副会長の同会名誉会員就任式に出席しました。
 
 式典では、多くの関係者からサンフォード元副会長の名誉会員就任への祝意が寄せられました。併せて倭島総領事から、カナダ山岳会と日本山岳会の交流促進に多大な貢献を果たした功績を称え、マイケル・ケネス・モーティマー元会長及びサンフォード元副会長に対し、在外公館長表彰が授与されました。
 
 今回の表彰は、両山岳会の交流を通じて両国が共有する登山史の保存と発信に尽力された両氏の功績を称えるものです。1925年に日本の山岳隊がアルバータ山の初登頂に成功し、その証としてピッケルを山頂に残しました。その後、ピッケルは二つに分かれ、一方はアメリカの山岳隊が、もう一方は日本の山岳隊が回収し、長らく別々に保管されていましたが、両氏をはじめとする関係者の尽力により、1997年に再び一つとなりました。現在、ピッケルはジャスパー・イエローヘッド博物館にて永久展示されており、カナダと日本の長年にわたる友好関係を象徴する存在となっています。
 
 2000年には、アルバータ山初登頂75周年を記念し、カナダ山岳会と日本山岳会の共同により、アルバータ州ジャスパーにおいて記念行事が開催されました。両氏はその実現に大きな役割を果たし、両国の登山家や関係者の交流促進に大きく貢献しました。また、モーティマー元会長は、2025年に同100周年記念行事にも積極的に関わるなど、現在も両山岳会の交流に貢献しています。
 
カナダ山岳会名誉会員に就任したロバート・ウィリアム・サンフォード氏 在外公館長表彰を受けるロバート・ウィリアム・サンフォード氏
在外公館長表彰を受けるマイケル・ケネス・モーティマー氏 アルバータ山の絵画の前での記念撮影
カナダ山岳会会長イザベラ・デイグノー氏と イベントの様子