倭島総領事より新年のごあいさつ

令和8年1月1日
倭島総領事

皆様、新年明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては、健やかなる新年をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。

当館にとって2025年は本当に充実した一年となりました。6月にG7カナナスキス・サミットが開催され、自由で開かれた国際秩序の維持・強化の重要性や日加両国の連携が再確認されました。また、アルバータ山初登頂100周年、北海道・アルバータ州姉妹関係45周年、世田谷区・ウィニペグ市姉妹関係55周年、カナダ沖縄県人移民125周年、北米よさこい祭りの初開催等を通じて日本とカナダの幅広い交流を実感することが出来ました。私や総領事館員は管轄地域の各地を多数訪問させて頂き、多くの方とお目にかかることが出来ました。自ら足を運んで直接お話を伺い、友好関係を築いていくことの大切さを学んだ一年でもありました。各地でお世話になりました方には心より御礼申し上げます。

さて、本年は私のカルガリー勤務も3年目となります。これまで培った関係を更に一層発展させ、当館管轄地域と日本の関係を一層発展・充実させていきたいと考えています。厳しい国際情勢の中、日本は自らの平和と安定、安全保障の確保にこれまで以上に努めて行く必要がありますが、これは信頼のおける各国との強い関係なくしては実現できません。カナダは民主主義や法の支配、表現の自由といった価値観を我が国と共有する国であり、太平洋の対岸に位置する隣国でもある重要な戦略的パートナーです。

特に当館が管轄する地域には、豊富なエネルギー・食料資源、そして重要鉱物があり、これら日本にとって不可欠の物資の安定供給先として高い潜在力を有しています。緊密な二国間関係は一朝一夕にして築かれるものではなく、日々の小さな積み重ねによって育まれるものです。本年も日カナダ両国の発展と関係強化に貢献できるよう、そのための土台作りに、州政府関係者、日加両国の経済界・企業関係者、日系文化団体等の皆様とともに取り組めるよう館員一同励んで参ります。

管轄内にお住まいの在留邦人の皆様、並びに当地へ旅行やビジネスなどで訪問される日本の方々への領事サービスの充実にも、引き続き全力を尽くして参ります。今後も変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、衷心よりお願い申し上げます。

結びに、皆様のご健勝とご多幸、ご事業の益々のご発展、そして日加関係の更なる発展を衷心より祈念申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。
何卒、本年も宜しくお願い申し上げます。

2026年1月1日
在カルガリー日本国総領事 倭島 岳彦